イタリア:解剖学的コレクション博物館:有機物の保存2011/05/12 21:00

湿気るぅ。
モニタから蒸気出てるんちゃうやろかと思うね。そして顔面からサラダ油が精製されております。ぺったんぺったん。
暑くてたまらん、ということで同僚がガリガリくんを買って下さいました。そしたら、なんと、なんとぉ!!!!当たり引き当てましたよ。うほほほ。ここで、運を使い果たしたからか、寒い頃に申込した第1回大阪マラソンの抽選落選してたぁ~すごい倍率やったらしいね。残念。
さて、今日紹介するのはイタリア北部、Milano(ミラノ)から南東の位置にあるLodi(ローディ)という町にある博物館です。
数日前のブログでも書きましたが、最近、細胞や遺伝子の本を読んでいる影響で、生命の神秘に興味津々。あのね、すべての細胞には自滅するスイッチがあってね、その指令が下ると速やかに細胞は自滅するのよ。細胞が「壊れて欠片が残る」ような方法ではなく綺麗に消えるんだ。みんながよく知ってる病原菌と戦う白血球、体内をパトロールをしてて期限内に攻撃すべきものと会わなければ自滅スイッチが入る、もし攻撃すべき相手に会えば寿命が延びるの、シナプスもね・・・あぁ、また脱線。わはは。本当、生命って神秘的。老化や最終的に生が終わることは逃れられない、だからこそ、生命誕生と同じく終わること、科学的に興味深い。さて、この紹介する博物館には特に有機物の保存と火葬について研究したPaolo Goriniの解剖学的コレクションがあります。彼は数学や地質学も深く研究した方です。有機物の保存とは、遺体が腐食しないように加工保存したものです。遺体の保存と聞くと、少し怖い印象があるかも知れませんが、これは陰湿なものとはまったく異なります。解剖学に深く貢献するものです。展示されているのはそんな加工保存されたもので、ミイラをイメージするかもしれませんが、エジプトのミイラのように布で包まれておらず、頭部が保存されているものは生前の顔の印象がわかるほど良い状態・・・どう表現していいのかわかりません。ははは。コレクションは寄贈により166ほどがあるそうです。この方がどのような研究をしたのか、博物館にはどのような展示があるのかはLodiの観光ページから博物館のパンフレット(24ページ)のPDFがダウンロードできます。そこにはいくらかの展示物の写真もあります。深く内容を知りたい方は是非そちらをお読み下さい。(あっ、パンフレットはイタリア語で書かれています。)訪問については、毎日開放しているわけではありません。週3回開放されていますが、Lodiの観光インフォメーションに確認してからのが良いかと思います。

PDFのダウンロードやその他情報は「Comune di Lodi」からどうぞ
http://www.comune.lodi.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/394


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