イタリア・習慣:公式とプライベートで順番が変わる?!2018/03/05 01:28

ちゃお(○´∀`○)ノ

少女漫画雑誌の「ちゃお」、昔すきだったなぁ。
当時は「"ちゃお"って、なんじゃろう」って思っていたけど、イタリア語の挨拶だったとは(((⊃∀⊂)))ふふふ

さて、今日はイタリア語の名前の書き方についてです。

イタリアに帰国した友人の荷物を送るべく荷物をつめつめしておりました。最後にあらかじめ本人が用意しておいてくれた送付状をぺたり。
おや?そこで気が付いたのです。
友人の名前が、「苗字+名前」の順番で書かれていることに。

普段、メールや手紙では「名前+苗字」で送り合っているのに、どうして「苗字+名前」の順で書いたのだろう?(*´□`*)?

自分の名前間違えるわけないだろうし。日本から発送するから、日本人に合わせて、苗字名前の順に書いたのかな。
他の友人に送る時は、名前+苗字で送っているし・・・

気になって尋ねてみました。

なんとイタリアでは、公的な書類は、苗字+名前の順で書くそうです。パスポートや身分証明書、税務申告や請求書などは、日本と同じように「苗字+名前」なんだそうだ(*´∀`*)わお。

逆にプライベートでは、名前を先に置く。
友人に送る手紙やメールなどでは、名前+苗字。これは、「ファミリーではなく、私個人をみてよ!」って事なのでしょうか。

この感覚はとても共感できるものですね。
私たちも、病院や役所、企業など公的な場面や初対面の方には、「苗字」で呼ぶものね。
だけど、友人や親しい間柄では名前で呼ぶ。
苗字か名前か、場面で選択しているわけです。

そう考えると、イタリア人が公的場面と個人的場面で、氏名の書き方が変えているのは何ら不思議じゃない気がするね(((⊃∀⊂)))ふふふ
そうそう。
荷物の送付状に友人の名前は「苗字+名前」の順で書いたのに、私の署名はアルファベットで書いたので「名前+苗字」で書いてしまった。へんてこです。あはは。
アルファベットで書くときは、名前から書くのが正しいと何の疑問も抱かなかったよ。これこそ、なんだか奇妙な感じだね(´∀`*)>


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イタリア語:それはもう美しい風邪をひいたのだった2018/02/23 02:13

がごーんΣ(´□`*)))!!
コイヤケチップスが売り切れだと?!
この寒さ吹き荒れる夜に、スーパー2件、コンビニ1件を
回ってみたものの、コイケヤのうすしおチップス売り切れ。
店長さん方!コイケヤにもっと愛を!!(((´□`*)))

ぅぅ。薄着で出たせいか、鼻がでる。
こりゃ、うすしおK型風邪だな。チップスを食べるまで治らぬだろう。

さて、ここでイタリア語です・笑。

手紙・メールのイタリア語(著:リヴィオ トゥッチ/出版:三修社)の例文の中で、風邪に関わる文が記載されています。

Ho preso un bel raffreddore. (P138より引用)

 *preso(= prendere 過去分詞)【動詞】取る、得る、かかる
 *raffreddore 【名詞・男性】風邪

日本語訳は、「(私は)ひどい風邪をひいた」です。

こちらの文章をよく見ると興味深いですよね。
風邪の単語の前に、「bel」とあります。
 *bel(= bello ) 【形容詞】美しい

そのまま読むと、美しい風邪って何っ?!(((´□`*)))と
思ってしまいますね。ふふふ。
日本語訳を見てみると、風邪に掛かる言葉は「ひどい」となっているのがわかります。
つまり、美しい風邪ではなく、"ひどい"風邪なんですね。

そこで、「 bello 」を辞書で引いてみます。
すると、ありました!(○´∀`○)
美しい、すばらしい、良い、という意味のほかに、「反語的に」ひどい、や見るに耐えないなどという表現があることがわかります。
本来の意味とは逆の表現を用いることで、一層状態が引き立つんだね。
だから、美しい風邪は、とっても酷い風邪なんだ!
わぉ、楽しい表現だ。

【引用文献】
手紙・メールのイタリア語
著者;リヴィオ トゥッチ、‎ 宮 明子
出版:三修社



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