話題図書:超訳ニーチェの言葉 ― 2010/11/23 20:48
「超訳 ニーチェの言葉」
なんとなくぼーっと、書店をぷらぷらしていると、色々な書店の店頭で平棚に並べられているので気になった。
「クリスマスのプレゼントに!」とリボンまで巻かれて置かれている。
書店の只ならぬプッシュを感じる。
でも、この書店のプッシュに煽られて買って、イチオシと呼べない本にしばしば当たるので騙されるもんか!と思いつつ、やっぱり気になって買ってしまったのが先日。
そして、読み終わった。
個人的には今の私の心情、30歳と言う節目でこれからどう生きようか、また、これまでのしがらみをどうしようか、夢を追うべきか、転職するべきか、と悩み、気落ちしていた心情にピッタリと響く本だった。
不景気で気落ちしやすいから売れるのかわからないけれど、今、大量にある自己啓発系の本を買うなら、この本の方がおすすめだと思う。
ただ、「ニーチェ」の書の訳本、哲学書だと思って買うなら、これは違うと思う。こういう言葉集的な本ではなく、ちゃんと彼の書籍を買うべきかな。
非常にポジティブな考えの一節(言葉)を抜いて、訳、解釈がつけられている・・・まさに超訳?だから。
ただ、「自分の考え方の視点を変えてみたい」とかそういうのなら、この本はとっても面白い!
夜寝る前に読むなら、次の日の朝から気持ち切り替えてがんばろう!とウジウジした自分にバイバイ、そんな気持ちで夜気持ちよく寝れる。 頭をうんうん唸りながら解釈を考えるような本ではないので、寝る前の頭に優しい仕様です。
同書内の私の好きな言葉は
「009:自分の行為は世界に響いている」
上記訳の最終行「実はわたしたちは、永遠に行き続けているのだ」には心が動いた。
『超訳 ニーチェの言葉 著:フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ/編訳:白取春彦/株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン』
なんとなくぼーっと、書店をぷらぷらしていると、色々な書店の店頭で平棚に並べられているので気になった。
「クリスマスのプレゼントに!」とリボンまで巻かれて置かれている。
書店の只ならぬプッシュを感じる。
でも、この書店のプッシュに煽られて買って、イチオシと呼べない本にしばしば当たるので騙されるもんか!と思いつつ、やっぱり気になって買ってしまったのが先日。
そして、読み終わった。
個人的には今の私の心情、30歳と言う節目でこれからどう生きようか、また、これまでのしがらみをどうしようか、夢を追うべきか、転職するべきか、と悩み、気落ちしていた心情にピッタリと響く本だった。
不景気で気落ちしやすいから売れるのかわからないけれど、今、大量にある自己啓発系の本を買うなら、この本の方がおすすめだと思う。
ただ、「ニーチェ」の書の訳本、哲学書だと思って買うなら、これは違うと思う。こういう言葉集的な本ではなく、ちゃんと彼の書籍を買うべきかな。
非常にポジティブな考えの一節(言葉)を抜いて、訳、解釈がつけられている・・・まさに超訳?だから。
ただ、「自分の考え方の視点を変えてみたい」とかそういうのなら、この本はとっても面白い!
夜寝る前に読むなら、次の日の朝から気持ち切り替えてがんばろう!とウジウジした自分にバイバイ、そんな気持ちで夜気持ちよく寝れる。 頭をうんうん唸りながら解釈を考えるような本ではないので、寝る前の頭に優しい仕様です。
同書内の私の好きな言葉は
「009:自分の行為は世界に響いている」
上記訳の最終行「実はわたしたちは、永遠に行き続けているのだ」には心が動いた。
『超訳 ニーチェの言葉 著:フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ/編訳:白取春彦/株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン』

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