ロシア料理:指差し厳禁?&お食事マナー2012/01/23 16:58

うぅぅ、目が腫れるぅ。
この2日間は連続で新年会に参戦しておりました。
若干、体が丸みを帯びた気がします・・・おや?思春期の再来かしら?笑。
1件は仕事を頂いているお客様の会社さんと、もう1件はプライベートで。そのプライベートの方でボロ泣き。
ブログでも何度か話題に出したことがありますが、大親友2人が結婚が決まってこれまでにように気軽に会うできなくなってしまう。今回が3人で会えるだろう最後になるかも知れないということで朝まで飲んで歌って、最後はお互い「ありがとう∞」を言い合って号泣。
今生の別れじゃないのに。最近どうも涙腺が弱くていかんいかん。
さてさて、そんな涙の舞台になったのがロシア料理のレストラン。
人生ではじめてロシア料理専門のお店で頂きましたぁ~。
見た目も味もシンプルだけど、美味しかったです。
実は数日前にちょうどロシア料理の本を読んでいたので、わたしにとってはタイムリーで興味しんしん。
食べたかったペリメリというお料理を食べれてご満悦。水餃子のような、すいとんの中にミンチ肉を入れたようなお料理です。形はイタリア料理でいうTortelliniのようなおへそ型。
小さなツボのような食器に入って運ばれてきました。もう感動!だってね、その読んだ本にもロシアの伝統的な食器として、壷のような万能食器が紹介されていたんです!テンションあがりましたねぇ~おぉおお~これがアレかぁって!笑。
その伝統的な壷のような食器は大きなものから小さなものまで用途によって色々なサイズがあるようです。並べてあると、マトリョシカ的で可愛らしい。
現代はお食事の時に、銘々のお皿に取り分けて食べるそうですが、昔は大きな壷を囲んでそれぞがその壷の中からスプーンを入れて食べていたそうです。その為、家族以外やお客様とお食事をする際には、壷から取り出す毎にスプーンを一度拭くというマナーがあったそうです。
大変、興味深い食習慣だね。文化ってほんと興味深い。
あっ、そうそう、その本には他にもマナーに関する興味深い事が書いてありました。
ロシアでは、指差しは侮蔑の意味があるそうで、たとえば、旅行先レストランでロシア語が読めず、アレと同じのが食べたい!という風に、お皿であっても指差しすることは絶対にしてはいけないのだそう。
それをされた人は怒って食事中でも席を立ってしまうとか。人に向けて指差しするのは、日本文化でも失礼ですが、お皿でもダメなんだね。「郷に入っては郷に従え」気をつけないといけないね。
他にも、ゲップをするのは放屁よりもお下品な事だそうです。これはどちらも人前でわざとすることはないかな。あっ、でも、コーラ一気飲みにチャレンジしてる時は注意しないとね(*´σー`)
ロシア料理のレシピもたくさんあって、なかなか楽しい本でした。
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ロシア料理・レシピとしきたり
著者:荒木 瑩子
出版:東洋書店
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過去のイタリアお料理・文化本レビューはHPの方に書いてあります。
イタリア関連の歴史・文化・料理の本レビューはこちら

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