イタリア語・語源:郷土愛は鐘の音/福澤諭吉に感銘2013/09/09 05:20

ふるえた(((´▽`*)))ぶーんぶーん♪
今読んでいる本は昭和42年発行、ポプラ社の「福沢諭吉名言集(著:慶應義塾大学名誉博士 富田正文)」です。名言集とはありますが、よくある耳に聞こえの良い言葉だけの一覧ではありません。幼少期の成り立ちや性格、人生や、塾生に話した事なども書かれています。当時の文と併せて現代文でやさしく解説があります。
福澤諭吉の考え方は現代においても大切なことがある。学問への意識の高さはもちろんのこと、国が独立を守るとはどういうことか、国民1人の意識の持ちようがどれほど国に影響を与えるか。
勉強についても、自身の生活を省みても恥ずかしくなってしまう。それと同時にもっと頑張ろうという気持ちになる(´~`*)>
福澤諭吉の本や関連書物はいつも新しい気持ちにさせてくれるので大好きです。外国語やその文化を学ぶ人に特にこの方の書物をすすめたい。ご存知のように福澤諭吉は漢学、蘭学、英語と学び、当時の日本にはなかった言葉を作ったり、説いたりした方です。その壮絶なチャレンジ精神は、外国語や新しい文化を学ぶのに刺激を受けます(´ー`*)
非常によく外国文化や言葉を学んだ人ですが、外国人を尊敬していたというわけではない。違いを認めて生きる人で、自国愛に溢れる人。
あぁあぁー!!!また好きになった・笑。

さてさて、長くなってしまいそうなので、ここでイタリア語に移りたいと思います・笑。今日は上記の話にちなんで自国愛・郷土愛について。

イタリアという国は都市国家が集まってできた国だというのは、よく知られている通りです。その影響からか、イタリア人は国を愛しているというよりも、郷土愛が強く土地に誇りを持っています。
イタリア語で郷土愛は「 campanilismo 」と言います。
私はてっきり、田園地帯、田舎の意味を持つ「 campagna 」に由来する言葉だと思っていました。がっ!!違うのだそうです(´▽`*)
鐘の意味を持つ「 campana 」に由来するのだそう。
ここで、なぜに鐘?!と思うでしょう?
教会の鐘が聞こえる範囲ということだそう。わぁ≧(*´▽`*)≦
良い悪いの問題は横に置いておいて、イタリア人の地元愛の深さ知る言葉ですね。
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「うんともすんとも~」はカルタだった&イタリア語2013/07/19 00:34

なんだってぇ~!!!(ノ´▽`)ノわぁお
いますぐ誰かに言いたいっ
あっ、こんばんはーの(´▽`)ノ
言葉って本当におもしろい。

言葉の起源に関するするおもしろいことを知りました(文末の参考文献より)。
「うんともすんとも言わない」という言葉がありますが、
これはなんと「ポルトガル」からやって来たカルタに起源があったのだそうです!その名も「うんすんカルタ」!
わぉ(((≧(´▽`*)≦)))そのまんまだ
ポルトガル語で「うん」は1(いち)、「すん」は最高を表すそうです。
それがどのようにして、うんともすんとも言わないという言葉ができたのか。
室町時代にこのカルタ遊びが大ブームを巻き起こしたのですが、その後、ぴたーっと廃れたそうです。そこから「うん」も「すん」も言わない(聞かない)なーという状況が・・・。
うぅーん。この起源を聞くとなんだか切ない・・・けど、起源はおもしろい・笑。
てっきり、相槌の「うん」から来ているのかと思っていました。
びっくりですね。

ちなみにイタリア語にも「うんともすんとも言わない」と同じ言葉があります。以前(2012.1.6)にも紹介したことがあります。下記の慣用句です。

non dire né ai né bai

[ dire ] 言う、[ non ~né~ né~ ] ~も~もない
これで、「うんともすんとも言わない」「黙っとく」。
ai 、bai がちょうど、ウンともスンともに当たるんだね。

これの起源はどうかな。
言葉のまま、相槌から来ているように感じますが、何かおもしろい起源があるのかな(´ー`*)うふふ
たのしい気分♪

【参考文献】
「言葉のルーツ」おもしろ雑学 (PHP文庫)
著:エンサイクロネット

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