イタリア語・ギリシャ語語源:遠くからドライヤー三332016/10/28 20:45

ほぎゃーΣ((う□⊂))!!
目薬をさそうとしたら、目に刺してしもたばん。うぉー。

さて、ついに来たよー⊂(○´∀`○)⊃やほー
タニタの体重計っ!骨量が測れるやーつー!!わふぅー。
メイドインJAPAN!わふぅー。
早速、使ってみた。体重計が・・・しゃべった!Σだと・・・


さてさて、本日のイタリア語にいきたいと思います・笑。
接頭辞と接尾辞と語源の話です。
 接頭辞とは言葉の構成要素の一つ。常に語の頭にくっついて、語を構成する語。接尾辞はその逆、いつも語のお尻にいる語。

今日は、その接頭辞の1つで「 tele- 」についてです。

「テレ」が頭につく語は、カタカナでもいっぱいあるので、すぐに思い浮かびますね。テレビとか、テレポートとか、などの「テレ」です。

イタリア語の「tele-」から始まる語というと、
 * televisione : テレビ
 * telecomando : リモコン(テレビとかの)
 * telecopia(telefax) : ファックス
などなど。

これらの言葉の接頭辞「tele」とは、何なのでしょうか。
teleはギリシャ語語源の「遠い」という意味があるのです。
上記の3つの言葉をteleの前と後ろで区切ってみると、面白いことがわかります。
 * tele + visione = 遠い + 見る事 → テレビ
 * tele + comando = 遠い + 命令 → リモコン
 * tele + copia = 遠い + 写し → ファックス

わぁお、区切ってみると、どうしてその言葉になったのかが、良くわかりますね(*´∀`*∩

ということは、電話はどんな構成からできた言葉なのでしょう。わくわく、しながら辞書を引いて・・・間違った・・・
電話(機)は、telefonoですが、電話するという動詞、telefonareで、引いてしまった。
"fonare"とは、「ヘア・ドライヤーで乾かす」という動詞・・・
えぇぇぇえ!!!
電話とは遠隔操作ヘアドライヤーかっ!!Σ(´□`;)!!
わははは。ここでやっと、あっ、間違ったと気づいた・笑。

 * telefono (電話機) =  tele + fono
「fono」は、英語とフランス語の影響だそうです。
今度は"接尾辞"として、-fonia/-fonico/-fono。
これらはギリシャ語語源の「音」「声」という意味があります。
やった!ついにキタ――(゚∀゚)――!!
 * tele + fono =  遠い + 声 →電話機

よかった・・・遠隔操作のドライヤーじゃなかった・笑。離れたところに声を届けるから電話なんだね。漢字のように、接頭辞や接尾辞を見るとなんとなく、その語の意味が想像できるのが楽しい。


【参考文献】
伊和中辞典
Il Devoto-Oli. Vocabolario della lingua italiana 2012

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イタリア語・語源:"普通"のお店は大繁盛ワッショイ2016/10/22 23:21

3年、5年、いや、10年連用がよかろうか((○´∀`○))あー。

早くも新年度はじまりの手帳や日記帳が、店頭に並びはじめましたね。新しい手帳がでると、すぐにほしくなってしまう((○´∀`○))あー。
仕事用と学習用に単年手帳を使用していますが、新年度はこれに加えて、あこがれの連用日記帳で赤裸々でびゅーすっかなぁ((⊃∀⊂))笑。
*連用日記とは、1冊に複数年の日記を書くもので、年度違いの同じ日付の事項を同じページに書いて比較できるようになっていたりします。イタリア語の練習に日記を書いたなら、その成長過程も一目瞭然・笑。

さて、本日のイタリア語は、冒頭の話とはまったく関係ない・笑。
似た言葉の比較です。今日は「お店」。

英語の"store"と"shop"の違いのように、「お店」を示す語として似た言葉があります。
negozio , magazzino , bottega

単語本で、お店とひくと一番に登場するのは、最初の「negozio」ですね。一般的に街の「お店」を指すときは、negozioではないでしょうか。

では、次に magazziono の意味を辞書で確認してみます。
こちらは、お店(商店)の意味の前に、第1の意味に「倉庫・蔵」が来ています。また、在庫品・ストックという意味もあります。こちらが元の意味ですから、negozioよりも大きい又はたくさんの商品を置いているようなイメージでしょうか。商店よりも大きいものとして「百貨店/デパート」がありますが、これを示すのに「 grande magazzino 」といいます。negozioではなく、magazzinoなわけです。蔵みたいにたくさんの商品を収納しているからなのでしょうね。

次に bottega の意味を辞書で確認してみます。
第1の店(商店)の意味のほかに、仕事場、工房という意味があります。仕事場を兼ねたような小さな商店(工房)を指すようです。

この3店を並べた時、お店の規模として、
bottega < negozio < magazzino という感じでしょうか。

ちょっとおもしろいなと思うのが、「 negozio 」の原義です。
ラテン語由来の言葉で、「暇がないほどの忙しい仕事」と辞書にあります((⊃∀⊂))
どうして、この原義から「お店」になったのでしょうか。
良い品物を持っている、または作っている人のお宅には、たくさんの人が尋ねてきたんでしょうね。そんな大繁盛な光景が、「お店」になったということなのかな。ふふふ。


【参考文献】
伊和中辞典
Il Devoto-Oli. Vocabolario della lingua italiana 2012

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